2018-04-23 第196回国会 参議院 決算委員会 第3号
この際には五名の作業員が被曝をしたわけでございますが、この五名の方については、放射線医学総合研究所病院に搬送され、皮膚表面の十分な除染を行った後、専門家から成るチームの下に肺モニターによる物理学的線量評価、バイオアッセー法による生物学的線量評価が行われ、またキレート剤投与による内部被曝に対する治療が行われた例がございます。
この際には五名の作業員が被曝をしたわけでございますが、この五名の方については、放射線医学総合研究所病院に搬送され、皮膚表面の十分な除染を行った後、専門家から成るチームの下に肺モニターによる物理学的線量評価、バイオアッセー法による生物学的線量評価が行われ、またキレート剤投与による内部被曝に対する治療が行われた例がございます。
あわせて、これらの地域住民の方々を対象に、放射線医学総合研究所に依頼をいたしまして、六月下旬からホール・ボディー・カウンターや尿によるバイオアッセー法などにより内部被曝線量評価のための基礎調査を実施をしているところであります。
バイオアッセー法にもさまざまなものがございまして、例えば試験管内実験によって短期間で結果が得られる場合もあれば、ラットなどの動物を用いて、一年以上の長期的な実験を行った上で結果を得る場合もございます。こうしたバイオアッセーの役割を高めるためには、手法を一層高度化するとともに、実験施設等の整備等も必要であると考えております。
化学物質の環境安全管理という分野で、生物や抗生物質を用いて化学物質の生物への悪影響を評価するバイオアッセー法というのがあるのですけれども、毒性の評価ということですけれども、これが大変注目されまして、この役割についてお聞きしたいと思います。